京都市青少年科学センターで過ごした僕と子どもの休日

平日は家にこもって仕事をしているので、休みの日になるとでかけたくなる。

ということで、家でゲームがしたい子どもを無理やり(めちゃくちゃ無理やり)誘って、

京都市青少年科学センターという場所へ行ってみた。

京都市青少年科学センター 9:00~17:00

京都市伏見区深草池ノ内町13番地 TEL.075-642-1601  FAX.075-642-1605


子どもが楽しめる理科実験コーナーやプラネタリウムがある施設だ。

駐車場が無料なので車でも行きやすい。


大人510円、子ども100円で入場。USJより安いのが良いですね。プラネタリウムは別途料金がかかるそう。

今回はあんまり長居する気がなかったので、入場料のみ払って中へ。

入ってすぐの標本コーナー。僕は感心しながら見ていたが、子どもはスルー。なんでだ。

通路を抜けて、展示コーナーへ。古い施設なんだと思う。昭和の匂いがプンプンする。

目立つのは恐竜の展示。このティラノサウルスは動きながら、やや小さめな声で喋る。一人称は確か「僕」だった。こんな顔してんのに。

でけえ。見上げると首が痛い。

万華鏡コーナー。中に入れて、天井についているカメラの映像を外からモニターできる。扉の締まりが悪くて、ドアノブ部分を持っとかないと勝手に開く。けっこう重い。

コガネムシの標本コーナー。コガネムシは土地によって光沢の色合いが違うらしい。こうして並べられるとそれがよく分かる。ちなみに実際は、この写真の4倍ぐらいの数、コガネムシの標本が展示されている。

顕微鏡で小さい生物を見てみたり、

水槽の魚を観察したり。写真はカサゴ。美味そう。余談ですが、僕の地元ではカサゴのことを「ホゴ」と呼びます。

書いてある通り、甲殻類の標本コーナー。看板のフォントがレトロで良い。そういうところにばっかり目が行く。

上の階へ移動。ここは科学っぽい体験コーナーが多かった。

写真は炎色反応コーナー。美しいわね。ロマンチックだわ。

季節によって違う太陽の動きを、照明を使って擬似的に見せるブース。春と秋がほぼ一緒でなるほどなぁ、と思った。だから気温が似てるのか…な?

色を混ぜ合わせてみる、三原色のコーナー。子どもが写真の丸いのと四角いのを全部重ねて「まっくろ!まっくろ!」と爆笑していた。お父さん、そのツボ分かんないや。

大きさの違う球を同時に落として、どちらが速く地面に落ちるかを実験するコーナー。

こっそり濁点だけ削った悪ガキがいたんだろうな。

個人的には一押しのコーナー。

同じ気温で湿度だけが違う2つの部屋があり、実際入ってその違いを感じてみようというもの。

こちらは京都の真夏を再現した部屋。中に入るとむわっとした空気に包まれる。サウナ状態。メガネが思いっきり曇って前が見えなくなった。

こちらは砂漠を再現した部屋。

数字の通り、温度は京都の部屋と同じで、湿度が違う。

カラッとしていてさっきより数倍涼しく感じる。湿度って面白いな。

除湿機が欲しくなった。

難しいゲームコーナー。四角い箱の中にある立体の形を、振った感触だけで当てる、というもの。

一応ヒントのチャートはあるけど、3回間違えた。最後はなんとなく分かるようになった。実際触ってるわけでもないのに、不思議。子どもと一緒に盛り上がった。

バカみたいに強力な磁石コーナー。真ん中の黒い部分にくっついている鉄の棒で遊ぶ。

「嘘でしょ!?」って思うほど磁力が強く、まず鉄の棒を引き剥がすのが大変。

手のひらに棒を乗せてそのまま近づけていくと、けっこうな距離があるのに勝手に飛んでいってくっついてしまう。磁力って不思議。オススメコーナーその2。


ざっくりと屋内を回ったので外へ。

整備された庭園があり、奥へ進むと「チョウの家」という沖縄の蝶を飼っているビニールハウスのような場所があった。

3種類飼っているらしい。蝶によって羽ばたきの速さが違うのが面白かった。

毒々しい色のイモムシもいた。子どもは怖がっていた。

サナギもたくさんあった。


これで施設をだいたい一周したので、京都市青少年科学センターを出ることに。

ここに書いた以外にも、夏ならカブトムシを観察できる場所があったり、土日祝日にイベントをしていたりするそうです。

行った日は祝日でしたがそんなに混んでいませんでした。ラッキーだったかも。

隣の敷地には京エコロジーセンターという建物があり、こちらは名前の通りエコについて学べる展示や図書館ブース、屋上ビオトープがありました。

小学生ぐらいなら楽しめる宝探し的なゲームをやって、子どもとキャッキャしました。


結果、かなり楽しめたと思います。

休みの日、子連れでどこに行くか迷っている方は行ってみても良いのでは。

基本的に屋内なので、雨でも安心。


最後は僕が気に入った、入り口の小さいレトロなトイレの写真をご覧いただいて、おしまいです。

0コメント

  • 1000 / 1000