一乗寺観光したら名刺を作りたくなった話

明けましておめでとうございます。

今年も文章を書いたりダンボールを運んだり、音楽を作っていくのでよろしくお願いします。


年末年始は色々なことがありすぎて、ニッチもサッチもでした。書けるレベルの出来事は、大晦日、夫婦喧嘩して車の中に家出。そのまま年越ししたことぐらいです。

最高の1年になりそうですね。


そんなバタバタがやっと落ち着いたので、京都の一乗寺という場所に家族で遊びにいってみました。

派手な観光地ではないですが、ラーメン屋や、オシャレな本屋、雑貨屋が集まっているエリアです。我が家からは何回か電車を乗り換えなくてはいけない場所なので、興味はあったんですがめんどくさくて行ったことがありませんでした。

阪急河原町で電車を降り、鴨川を渡って京阪線へ。

雨か?雪か?ぐらいのどんよりとした空。すげえ寒かったです。

京阪電車にはあまり乗る機会がないので、ちょっとテンションが上がりました。一番前の車両に乗って終点の出町柳駅へ。前面のガラス窓が大きくて、運転席や地下鉄の通り道が見やすい。(阪急の電車もこれぐらい窓大きかったら楽しいのに。)すげえすげえ!と思いながら写真を撮ったら窓の反射でばっちり自分が写り込んでました。

出町柳駅を出て叡山電車に乗り換え。

これまた見た目が面白い電車が止まっていた。一両編成のレトロな風貌。座席がフラットではなく、一人一人の専用スペースみたいな作り。窓が丸い。手すりがカーブしている。おしゃれかよ!うちの座椅子より座り心地いいかよ!

電車に乗って10分ほどで一乗寺に到着。

もっと観光地なイメージがあったけど、全然そんなことのない街。

素敵なお店が一箇所にぎゅっと集まっている、というよりはポツポツと広範囲に散らばっている感じでした。

とりあえず腹ごしらえでラーメン屋へ。


「高安是空」という有名店。カップラーメンにもなっているそう。

僕はスジチャーシューを注文。トロトロの牛すじとチャーシューが入っているラーメンです。

ただ写真を見てもらうと分かりますが、チャーシューが入っていない事件が発生。

いや僕の声って聞き取りづらいんで(自覚あり)、よくこういうことあるんですよね。

店員さんに事情を説明して持ってきてもらい、一安心。おいしかったですよ。もっと濃いかなと思ってたけど、意外とあっさりめな印象。無料トッピングのピリ辛ニラがからくて、僕からいの好きなんですごい良かった。


おしゃれな本屋の代表格恵文社や北欧雑貨が売ってるお店などを周り、インキョカフェという店でコーヒーブレイク。多分ブルース好きな店長さんなんでしょう、そこかしこに音楽が感じられる店内でのんびりして、それから今回一番気になっていた場所へ。

活版印刷のりてん堂。

活版印刷っていうのはパソコンとプリンターを使う印刷ではなく、ハンコを並べて文章を作り、そのハンコにインクを塗って紙に押し付ける、という昔ながらの印刷技術のことです。

版画とか、そういう感じです。

飛び込みで入れます。

街の作業場って感じ。スタッフさんに声をかけて写真を撮らしてもらいました。名刺とかプライベートなものを印刷してる時は撮ったらダメ、ということもあるそうですが、今回はOK。

これがハンコの棚。ひらがなカタカナ、漢字もあるし、明朝体、ゴシック体、楷書体などのフォントの違いもあるそう。

ハンコは人差し指ぐらいの長さで、鉛筆よりも細い。これをひとつひとつ選んで機械にセットして印刷…細けえ作業だ。

多分メインの印刷する機械。公式サイトで見ると「チャンドラー」という名前の機械だそうです。

多分、っていうのは僕らが行った時は作業をしていなかったからです。見たかったなぁ。メカメカしくてかっこよかったなぁ。ヒーロー戦隊のロボットにハマってた頃を思い出すなぁ。

小さめなサイズのやつもありました。

インク?油?で黒光る機械によだれが垂れる。昔ながらのコーヒーミルとか製麺機とかと同じ種類のロマンがありますねこれは。うちに欲しい。

ポストカードなどの販売をしています。文字の部分が凹んでるのがいいですよね。いいですよね。いいです。いい。

名刺作って欲しい。

次行く時は作業を見たいな。


りてん堂を出た後はおしゃれな家具屋さん、葡萄ハウス家具工房に行ってレトロなコップを買ったり、ぱんのちはれというパン屋さんで次の日の朝ごはんを買ったり。照り焼きチキンのパン美味かったです。

のんびりした一乗寺探訪でした。

最後はうちの子が撮ったアーティスティックな写真で締めさせて頂きます。

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