いけないいけない。
心が「死」に近づきすぎて、とてもポエミーな記事を更新してしまっていた。
あとから読み返したら、こんがり焼けたパンのような香ばしさを感じたのですぐ消した。
もっと気持ちにゆとりを持って生きていかなければいけない。
少しでも心を落ち着かせるために、緑茶をゆったり飲みながら、
「グラップラー刃牙」という漫画の話でも書こうと思います。
格闘漫画、グラップラー刃牙。
その個性的な絵柄から、僕は最初興味を引かれませんでしたが、
高校当時のバイト先でなぜか1冊だけ置かれていたグラップラー刃牙42巻、
奇しくも刃牙シリーズ第一部の最終巻を初めて読み、
そこから好きになりました。
あとそれ(絵柄)が当たり前になると、人間なんでもいけるんだなということが分かりました。同じことをジョジョでも思いました。
ぼちぼち単行本を集めつつ、現在まで来ています。
シリーズ全巻はまだ揃えていませんが、今後揃えることになるでしょう。
内容も、持ってない部分もだいたい知っています。
ネットをしていると時々、
「オイオイオイ」のモブのセリフからから始まる、
刃牙が試合前の腹ごしらえをしているシーンのネタ画像を見かけます。
それを人がネタにしていること自体はなんとも思わないんですが、
しかしあのシーン、刃牙シリーズ第一部を全て読んだら、僕には結構かっこいいシーンに思えます。
というのは、第一部クライマックス直前の39巻で、そのシーンをフューチャーした描写があるのです。
最強の男を決めるトーナメントを決勝まで勝ち上がった主人公刃牙が、
試合前におじやを食べて炭酸抜きコーラを飲む。
ネタ画像にされているのはグラップラー刃牙第一話、空手大会決勝直前の描写。
話のシリアス度は違いますが、決勝直前というほぼ似た状況。
それと39巻までの話の流れも無視出来ません。
父親を倒すための修行を積んだ刃牙中学生編や最強トーナメントでの男同士の闘い、ドラマ。
1人の少年がどうしてここまで強くなったかというバックグラウンド。
第一話で闘った空手家の末堂が呟く「そっくりだ、あの時と」というセリフも良い味出してる。(でも第一話の時、その場面にあなたいましたっけとは思う)
そういう積み重ねを振り返ると、ストーリー展開の熱さを引きたてている一端に、第一話のあのシーンがあるんです。
そういう見方です。
読んだことない人にはぜひ通して読んでみてもらいたいですね。
ネタとして面白い漫画で終わらしてはもったいないと思いますよ。
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