朱に交われば赤くなる

引っ越してから見る夢の内容が変わった。

以前は京都に住んでいた頃の友人が出てきたり、京都っぽい場所にいる夢を再三見ていたが、引っ越してからは高知県にまだ住んでいる夢を見始めた。

環境の変化に脳みそがついてきた感じというか。


NHKの教育番組、おかあさんといっしょの歌のお兄さんが変わった。

新しいお兄さんはどうやら僕と同い年らしい。

NHKのHPに載っているプロフィールを見ると演劇をずっとやっていたそうで。

国立音楽大学卒。

音楽大学で思い出されるのはのだめカンタービレ。

あの漫画の雰囲気で学校を想像するなら、なかなかエリートさんではないかと思う。


方やテレビの前に鎮座するこの僕は地元の高校を出て芸術系の短大を出て、

何の気なしに音響やカメラマンをやって引っ越しして既婚無職である。

液晶の向こう側とこちら側には隔たりがあると感じてしまう。

勝手に劣等感が襲ってくる。

いや新しい歌のお兄さんは悪くない。

ごめん、花田くん。


そういう違いっていうのは環境の差から来る部分もきっとあるのだろう。

音楽一家の子供が音楽をするように。

Charの息子はJESSEである。

冒頭の夢の話だけでも、環境がほぼ直線的に脳みそを刺激していることが分かるので、それが何年も続けばそりゃあ影響は出てくるだろう、と思った。

朱に交われば赤くなる。なるほど。

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