ホルモンとホルモンに挟まれた日常

鬱屈とした日々を過ごしている。

具体的になぜ鬱屈としているのかをここに書き出すのは、自分の現状を省みることになるのでやらない。しかし鬱屈としている。鬱屈マンである。ウックツマン。

ただ思い返せば鬱屈としていなかった時期なんて小学生以来ないし、そういえば「暮らすことは地獄なのかもしれない」と思ってこのブログのタイトルを「in the 地獄」にしたし、これが自分にとってのニュートラルなのかも。


いや、そのニュートラルが好きな訳ではない。

何かをやる上でのモチベーションに繋がる、というだけだ。

やらなきゃ、やるぞ俺は!と。


しかし、ただただウックツマンとして日々を過ごしていると、やっぱりしんどい。

しんどいからストレス発散をしたい。


最近、砂ずりを食べまくっている。鶏肉の部位の話。

豚足が大好きな僕ですが、いかんせん近場に売っていない。

なのでその代用品として選出されたのが砂ずり。美味い。

まず食感が良い。コリコリ、ではなくサクサクに似たあの感触。

あと安い。100g78円で買える。豚肉は安いやつでも100g88円なので、コスパが非常によろしい。

その砂ずりを食べる行為こそ、僕の最近のストレス発散法である。


調理方法は茹で。とにかく茹でる。これでもかと茹でる。

砂ずりは火が通りにくいのでちょっと小さめに切ってやると良い。茹で時間の節約にもなる。

茹でる時間に応じて柔らかさが変わる。歯ごたえが欲しかったら10分、柔らかくしたいなら20分。

それを塩と一味唐辛子で頂く。隣にはビール。最高だ。ここは天国か。目の前でZAZEN BOYSがライブしてくれているかのような気分になる。砂ずりはポテトサラダであり、COLD BEATなのだ。曲名です。


ここで「何を隠そう」と満を持した表現を書こうとしたが、誰に何を隠してんだ俺はと思ったのでやめます。普通に言います。

砂ずりはつまり内臓系の肉。いわゆるホルモン。

俺はホルモンが好きなんだよなぁ。

買ってくる砂ずりもそうだが、家族で行く焼肉でもホルモンを頼んで独り占めする。

ホルモン系がとにかく好き(レバーは嫌い)。

鶏肉ならハツも砂ずりと並んで好き。心臓のことだ。近所のスーパーで売っていたが、そこが潰れて買えなくなった。悲しい。


ホルモンによって鬱屈した日々の疲れを少しでも和らげようとしている、という話。

OLが仕事帰りにコンビニで買うハーゲンダッツと同じ。


さて話は変わって、僕はマキシマム ザ ホルモンが好きだ。

お。ホルモン。話の展開がうまいですね。

短大生時代、友達からの影響をがっつり受けて、今でも聴いている。

最近は新曲をリリースし、カップ麺とコラボし、フランチャイズ制なる企画を始めたり。非常に色が濃い、かっこいいバンドだと思う。


彼らの曲を聴くことでも鬱屈とした気持ちが和らぐ。語弊があるが、多少の元気が出る。多少なのは生来なので仕方ない。

ではここで彼らの曲をご紹介しよう。

どんな曲かを簡単に説明すると「痛風怖い」という内容である。

足がめちゃくちゃ痛くなるアレ。

ボーカルのマキシマムザ亮君が激やせしたことが話題になったが、痛風(か糖尿病か)で食事制限をしたんだと思う。wikiには生活習慣病って書いてた。合ってんのか?

まあそれは置いといて、痛風の歌だ。


調べてみた。

砂ずりは痛風の原因となる物質、プリン体がかなり多いそう。

まじかよ。

鬼のように食ってるぞ。

なっちゃう。風になっちゃうよ。


鬱屈とした日々において希望の光である、砂ずりとマキシマム ザ ホルモン。

この2つが相対していることが判明した。

僕はこのままだとツーフーウックツマンに進化してしまうかもしれない。

至急、他のストレス発散法を見つけなければ。


いやまて、さっきの曲の最後、マキシマムザ亮君が「知らんがな!」と叫ぶ。

がやがや言う外野は置いといて好きなもん食おうぜ、というメッセージだ。

いや俺は。僕は私は、一体どうしたらいいんだ。


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